ポリプテルスは、何とでも混泳されているのをよく見ます。
代表的なのはアロワナ、ガー、ダトニオなど、貫禄のある大型魚ですね。
私も、上の3種とも混泳したこともありますし、表のページを見たことがある人は、
グラミーやオヤニラミ等とも混泳した事があるのはご存知かとも思います。
ポリプテルスをいじめない魚とは何とでも混泳は「可能」なのでしょう。
ポリプテルスを飼育しだした人は、いろんな人のHPなどを見て、こんな魚も一緒に飼育しようなどと、いろいろと混泳魚を増やされることが多いと思います。
そのときは勢いで魚を増やしていっているため、ポリプの表情には気が付かずに、混泳がうまく行って大喜びなのですが、
冷静に見てみると、ポリプは信号を出しています。
私はアロワナを事故でなくし、ガーは水槽のサイズ的に飼育困難になり、里子へと出しました。
ポリプテルスしかいなくなった水槽を見てはじめて気がついたんです。
ポリプテルスはあらゆる魚と混泳は出来るが、ある意味しいたげられた混泳であり、
ポリプテルスに日の目は当たっていないんです。
彼らは彼らのみで飼育すると、こんなにもいろんな表情を見せるのか!とびっくりします。
また、私もその一人ですが、ポリプテルスを寄せ集め、大型種から小型種まで、いろんなポリプを混泳させてしまうと、
小型種の魅力がスポイルされてしまうのです。
今人気のあるレトロピンニス。
あの種は特におとなしく、地味な種で、他の種と混泳させると、彼らの持つ独特の美しさは損なわれてしまいます。
例えばデルヘッジと、コンゴテトラなどですと、口に入らなければお互い干渉せず、
どちらもそれほどストレスを感じていないようですが、
ガーとポリプなどとなるとお互いストレスを抱えるようです。
生き生きとしたポリプテルスを見たいのであれば、どうしても混泳させたい場合は、
本当におとなしいレオパードクテノポマなどを一匹程度でとどめ、
ポリプテルス単独で飼育することをお勧めします。
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