サイアミナーゼ
(ここでも管理人の憶測で物事を書いているので鵜呑みにしないでください。)
よく言われる、○○にはサイアミナーゼが含まれているから云々。
サイアミナーゼとは成長を促進するビタミンB1を破壊する酵素なのですが、特別意識するほどのものなのでしょうか?
代表的な熱帯魚の餌として、金魚やワカサギなどにこのサイアミナーゼが多く含まれるといわれます。

そこで少ししかない知恵を振り絞って考えてみました。
金魚はともかく、ワカサギですが、業務用スーパーなどに行けば冷凍物が1kg300円から500円という、量からすると、
ただみたいな値段で売られています。
そこから容易に推測できるのは、ワカサギはピラミッドの底辺に当たる、捕食される側の立場であるということです。
底辺に当たる生き物ほど数で勝負する傾向にありますから、生息する河川湖沼などでは、大量に生息しているのでしょう。
となると捕食する側は、当然そのたくさん生息するワカサギをメインのベイトとして、生涯のほとんどがワカサギを食べているということも少なくないはずです。
ところが、ワカサギをメインとして捕食している湖沼の魚が特別成長が遅いとか、成長障害を起こしたとは聞いたことがありません。
魚釣りの本などをよく読むと、あそこのアベレージは小さいとかいう情報は目にしますが、ワカサギをメインとしている場所の魚が、
特別アベレージが小さいとは聞かないんです。

うちでも日常の餌としてかなり大きな割合で、ワカサギを与えていますが、
特に成長が遅いなどと感じたことはありません。
例えば20年間飼ってみた結果とか、他の餌と5年間にわたって比較した等といういう事例がないので、明確な答えは出せません。
むしろ、例えばですが、1週間にワカサギを4回、牛ハツを1回与えるのと、
牛ハツを4回、ワカサギを1回与えるのとでは、確実にワカサギの方が成長率は高いと思います。
牛ハツはビタミン類が豊富とされますが、消化吸収が悪いためにこうなるのでしょうね。

サイアミナーゼ。それほど気にするものなのでしょうか?
時折ハツや豚肉を与えている限り、あまり考えなくてもいいような気がします。

と、上で勝手な憶測でものを書いておりましたところ、ここを見ていただいた、第三倉庫様より貴重なメールをいただきましたのでご紹介させていただきます。

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「Species」に掲載されておりました「サイアミナーゼ」の記事について、
たいへん興味深く拝見致しました。
そして、かつて魚類のサイアミナーゼに関する研究者の発表があったのを思い出しましたので、
お知らせさせていただきます。

その研究は、養殖のハマチにイワシを与えていると、ある程度まで成長したハマチが全滅してしまうというものでした。

結論を述べますと、イワシに含まれるサイアミナーゼがビタミンBを破壊するため、
イワシのみを与えられたハマチはビタミンBを吸収することができず、
脚気の症状を呈するのだそうです。
そこで、ビタミンBをカプセルに封じ込めてハマチに与えることで、この問題を解消することができるということでした。

ハマチの消化酵素によりイワシに含まれるサイアミナーゼが分解された後、カプセルが溶け、
ビタミンBがハマチに吸収される仕組みなのだそうです。

この結論に達するまでの研究過程で発表された知見を調べますと、なおきち様のサイアミナーゼの記事にも関係すると思われる興味深い内容がありました。

例えば、イワシのみを与えられ脚気に罹ったニワトリにビタミンBを注射すると、
そのとたん、自力で歩けなかったニワトリが急に元気になったという発表がありました。

すなわち、ポリプテルスも100%ワカサギの給餌ではビタミンB欠乏症に陥いると思われます。
しかし、生物は、不足している栄養素を接種した場合には、
それを急速に吸収するようにできているのだそうで、
時折別のエサを与えることで、そのエサからビタミンBを吸収し、
ビタミンB欠乏症を回避することができそうです。
つまり、あくまでワカサギは「メイン」であり、100%でさえなければ、
時折わずかに与えられるその他のエサから十分量のビタミンBが得られ、
なおきち様も記事に書かれているように、

「時折ハツや豚肉を与えている限り、あまり考えなくてもいい」
ということが研究でも証明されていたのだと思います。

人間でも、ポリプテルスでも、色々な食べ物を好き嫌いせずバランスよく食べると体に良いなんて、
当たり前ですが不思議なものですね。

せねがるす。:第三倉庫


(メールからコピペすると何故か改行が全部なくなったり、変なところで空白が入ったりしたので、
こちらでかってに改行させていただきました。お見苦しい点はなおきちの改行ベタなせいです。ご了承ください。)

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これまで、もう本当にいろんなところでサイアミナーゼがどうこうと言われ続けてきましたが、
与え続けるとその結果どうなるとか、対処法とか具体的なことは述べられることが大変少なかったと思います。
(少なくとも私は見たことがありません。)
あえて汚い関西弁で書かせてもらうと、「どいつもこいつも、サイアミナーゼばっかり言いやがって!だからなんやねん!」
と思っていた方も、これで、抱いていたもやもやは解消できたのではないでしょうか?
第三倉庫様に大変感謝いたします。

これを送ってくださった第三倉庫様はブログを運営されています。
そこにはポリプティーの拡大写真など貴重な写真がありますので要チェックです!
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