真実は?3

前置き

飼育者には考え方があり、さまざまな飼育法や経験に基づいた技術があると思います。
「真実は?」シリーズはその人々の考え方を否定するものではありません。
人に聞いた話を自分なりに疑問に思ったことをだらだらと書いてみるページです。

さてさて
ついこの前、ごくたまに行く熱帯魚店で親父さんと話をしていたのですが、
親父さん曰く「ポリプは共食いさせたらでかくなる」とおっしゃってました。

稚魚期をいち早く脱出するために仲間を食うというのは良くわかります。
ですが、それが大型化する要因というのがちょっと?と思いまして・・

閉塞された沼、池などに生息するフィッシュイーターは、餌となる魚、
日本ですと、オイカワとかタナゴとかフナ等を食べていますが、
均衡が崩れ、捕食者の勢いが勝ってしまい餌となる魚がいなくなった場合、
共食いが始まります。
この共食いを繰り返していくと、血が濃くなるせいもあるのですが、そこに生息する魚のサイズが小さくなる場合がほとんどです。

私は当然専門化ではないので、学術的調査などは出来ませんが、
長期に多種の餌となる魚がいない池などで釣れる魚は一様に小さいものがほとんどです。

鯉、フナなど餌となる魚が豊富な池にすむフィッシュイーターの平均サイズと、
共食いを繰り返すしか生きる道のない池にすむそれとではまったく違ってきます。

さてさて、何が真実なのでしょう。